… … …(記事全文3,035文字)「オーラの運命(さだめ)―この世もあの世もバラ色にする黄金法則 前編」(丹波哲郎著・1650円・双葉社)
前向きで愛に溢れる人のオーラは光り輝く——。
スピリチュアル界の元祖カリスマである著者が明かす“この世もあの世もバラ色にする黄金法則”とは?
美輪明宏、横尾忠則、江原啓之諸氏らによる空前絶後の「オーラ4大賢人スペシャル座談会」も収録・・・です。
読破してるとおもってたんですが、これは読んでなかったなー、慌てて購入。
復刻版。
さすがに面白い。目からウロコ。
丹波さんが「霊界宣伝マン」に目覚めたのは30代後半だとか。
「交通事故に遭いそうな予感がすると運転したくなくなる。口で説明したんじゃわからない」
「お前を霊界の宣伝マンにするよ、しっかりやってこい」
「ありがとうございます、一生懸命やります」
「人間界に出てきたとき、体を母親にもらった瞬間に入ってくるから、その時点では使命を覚えているんだけど、オギャーって生まれた瞬間に忘れてしまう。消えちゃうんだ」
そうなんです。それで困ってるんです。私、息子が生まれる前、前世で約束したらしい。それがわからない。どんどん時間が過ぎていく。わからないまま死ぬかもしれません。死ぬ直前に気づくかもしれません。六道輪廻のやり直しです。
「段々年を重ねるにつれて、本来自分が生まれてきた目的に気づき始める。目覚めていく、という言葉がいいかも知れない」
丹波さん流に解説しますと・・・「俺の家は俺以外みな東大。けど、俺がそっちへ行ってたんでは俳優にはなってない。だから、そういうふうに仕向けられている」ということらしいです。
映画に初めて出たのは29歳。遅咲きの部類でしょうね。大学卒業後、 GHQ の通訳とか会社勤めしてから、ある劇団に入ります。
看板役者に「殺人容疑者」という映画が舞い込んだ。本人の事情もあって断らねばならなくなった。その使者として当時劇団研究生だった著者が遣わされた。映画の製作者連中は丹波さんの顔を見るなり、「ぜひ君に出てほしい」。
これで主演デビューが決まった。
「一言で言えば、役者としての原石の輝きを見た、今で言うところのオーラスだな」
スポーツでも誰が活躍するか、誰が中心選手かすぐわかる。なぜなら、強いオーラを放っているから。彼・彼女を中心に連携プレーから点が入ったりする。大選手名選手はそれ相応のオーラを放っているとか。
「才能のある人、特別に選ばれた人だけがオーラを放っていると勘違いしがち。そうじゃない、誰にでもある」
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)