━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年3000冊読破の読書王! 中島孝志の読む!通勤快読 宅配便 2015年1月29日 ウェブで読む:http://foomii.com/00080/2015012900000024969 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00080-25638.epub ─────────────────────────────────── 「世界で一番古い中央銀行はスウェーデン。1668年に設立されたリスクバンクだ」と書かれています。 1656年設立のスウェーデン銀行は61年にはすでに紙幣を発行していますし、オランダのアムステルダム銀行は1609年、ハンブルグ銀行は1619年に設立されていますから、こちらのほうが早いですね。いきなり冒頭から、あれ、と思う記述がありました。 さて、「スレッドニードル街の老婦人」ことイングランド銀行は1694年の設立。日銀は1882年です。 英国政府はロンドンのシティの商人、なかんずく金匠(Goldsmith)に多額の借金をしていました。彼らは職業柄、堅牢な金庫を持っていました。革命、また革命という大混乱の中、保護預り業務が市民の人気を集めたのです。それが貸付を行う銀行家に発展していきます。 さすがに上品な方ですから、ユダヤの謀略、陰謀という発言はありません。そんなことを著者の立場で書いたら、社会的生命を抹殺されかねませんからね。… … …(記事全文3,156文字)
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