… … …(記事全文4,924文字)☆ *:.\\\ 第70号 ///☆ *:.
こんにちは。
「未来を変える心理学Ⓡ」の佐藤由美子です。
前回(第69号)は、
読者の翼さんから届いた圧巻の気づきメールをご紹介しました。
↓
★望む未来をカタチにするのは胆力だ
https://foomii.com/00284/20250402002114136759
ポイントは2つあります。
1、シンボルを「一つの出来事」で解釈していない。
2、時間軸を長くとり、その流れの中でメッセージを読み解くその結果、
翼さんはこう結論づけています。「シンボルを読み解いたことで
自分には胆力が足りなかったと気づいた」
非常に率直で本質的な気づきでした。
そしてその後の展開もすごかったですよね。
救急車の音をシンボルとして受け取り、
自分の「動機の未熟さ」を見抜き、
そこから「尊厳」という核にたどり着いていく──
人生を貫く“線”としてシンボルを受け取れる感性、
そしてその気づきをもとに“あり方”を修正しようとされたこと。
いずれも、お見事でした。
◆1、「胆力がないから動けない」は、本当?
あのメールを読みながら、私自身が改めて考えていたことがあります。
それは、「胆力とは何か?」という問いです。
一連のメルマガに対して、
多くの方から反響があったのですね。
「私も胆力がない」
「私のことかと思いました」
という内容です。このように、
多くの人が「私、胆力がなくて……」と言います。
たとえば──
・決めても動けない
・やろうと思っても迷ってしまう
・途中で不安になる
・何かに背中を押してほしい
そんな経験、誰にでもあると思います。
でも、私の解釈はこうです。
胆力とは、まだ見ぬ未来に対して「どう在るか」を先に決める力である。
*辞書的な正解とは違います。
未来の“正解”を見てから動くのではなく、
何も見えない段階で、
「私はこう在りたい」と自分に宣言する。その態度こそが、流れを動かすスイッチになると思うのです。
このようなことから、私は
胆力は「ある/ない」で語られるものではなく、
小さな選択の中で“育てていく”ものだと思っています。
翼さんの気づきもまさにそれでした。
シンボルを読み解き、意味を受け取り、自分の本質に立ち返った。
でもそれだけでは終わらなかったのですよね。是非、もう一度、
翼さんの迫力ある気づきメールを再読し、
「胆力」が発動した瞬間を確認してみてください。では、どうやって、
その胆力を日常に宿らせていくのか?
今回は、それをお伝えするために、
私自身の体験談をひとつシェアしたいと思います。
これはね……「秘儀」です(笑)!
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