阿久津淳著「マージナルサイエンティスト:異能科学者列伝」(1988年)はトワイライトゾーン誌に連載していたものをまとめたものだが、歴史上どちらかというとはみ出してしまった科学者を取り上げた。
科学者はある時期までは一定の科学規範の下で実力をためてゆくが、科学的好奇心はそもそも初めから明後日の方を向いており、やがて本来の進むべき方向へと、いわゆる常識を逸脱する。科学でいえば、メタとパラの方に向かうのだ。メタは形而上学、パラは超科学である。
科学は宗教とは無縁に思われるが、実はその起源は古代ギリシャにあったとしても、アリストテレス哲学とキリスト教を統合させるトーマス・アキナスの挙行のなせる業に由来している。大雑把に言えば、神と悪魔が0と1の二分法に置換されただけの話である。
従ってこの二分法にあわない世界は非科学的とレッテルをはられ、葬り去られてきた。特に1+1=2ではない、3とか4になるのはナンセンス、無から有など生まれないといった哲学もまたそう見做されてきた。
そう思い込みたくても、自然や宇宙、または生命や意識などは全く異なる原理で動いているとしたらどうなのだろうか? 異端審問にかけるのだろうか? ただ消されてしまうのか? 近年起きている先端科学者の謎の死や失踪、私は案外根の深いところにあるのかもしれないと考えている。
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