… … …(記事全文3,172文字)「ポーカー・フェース」(沢木耕太郎著・693円・新潮社)
極上の、芳醇。分の悪い戦いをしている、すべての人に――。
『バーボン・ストリート』『チェーン・スモーキング』に連なる必読の傑作エッセイ集! 累計55万部。
「初体験」から書き起こし、靴磨きの老人と鮨屋の主人の手がもたらす感懐へと導かれる「男派と女派」、銀座の酒場のエピソードがやがてカクテルの逸話へと姿を変える「マリーとメアリー」。
……波から波へと移るように、小路をふっと曲がるように、意外な場所へと運ばれるめくるめく語りの芳醇に酔う13篇。『バーボン・ストリート』『チェーン・スモーキング』に続く傑作エッセイ集。
【目次】
男派と女派
どこかでだれかが
悟りの構造
マリーとメアリー
なりすます
恐怖の報酬
春にはならない
ブーメランのように
ゆびきりげんまん
挽歌、ひとつ
言葉もあだに
アンラッキー・ブルース
沖ゆく船を見送って
あとがき
文庫版のための「あとがき」
解説:長友啓典
沢木耕太郎さん。ルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。『若き実力者たち』『敗れざる者たち』等を発表した後、1979年、『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、1985年に『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。
ま、沢木さんといえば、やっぱり『深夜特急』でしょ。
「あ、やられた」
「おれもだ」
連れの二人のスタッフがスリにやられた。



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