… … …(記事全文2,687文字)『昭和の風雲児 前編』(石原慎太郎著・946円・新潮社)
石原慎太郎さんが89歳で亡くなってからもう4年。
「いろいろ残しておきたい話がいっぱいあるんだ。テレコを持ってうちに来てくれ」
呼ばれて通った田園調布の居宅も取り壊されて今はもう無い。
「読者の皆様におかれては石原家の応接室に招かれたような気持ちで、戦後日本の黄金期に数多くの人と触れ合い、時にぶつかりあって生きた石原氏の思い出話に耳を傾けていただければ幸いである」――新潮新書編集部とのことです。
【目次】
石原家の応接室――本書の成り立ちについて
1 私は戦争に遅れてきた少年だった
2 初めて聞いた天皇の声に幻滅した
3 大人たちは戦後手のひらを返した
4 貧乏生活から得たものは大きい
5 一人の友人が人生を変えてくれた
6 裕次郎とのタッグは『太陽の季節』に始まった
7 高峰三枝子の家の静けさ
8 「石原さん、勝ちましたね」とトリュフォーは言った
9 小津安二郎が教えてくれたこと
10 いかがわしい世界に首を突っ込んでみて
11 三島由紀夫の虚飾を懐かしむ
12 川端康成の不思議な存在感
13 小林秀雄の自由な精神
14 浅利慶太と仕掛けた日生劇場
15 見えないものは侮れない
16 立川談志と最後の会話
特別付録「ノスタルジー」「ノスタルジーの続き」/解説・石原延啓


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