… … …(記事全文2,884文字)「奇妙な県境 62の不思議 後編」(浅井建爾著・660円・実業之日本社)
さて、江戸時代になると将軍から各地の大名に与えられた1万国以上の領地、すなわち「藩」が全国に存在しました。
五騎七道、66国2島・・・行政区分はこれでしたが、実質的な行政単位は「藩」だったのです。
藩以外は天領。すなわち幕府直轄の領地ということです。年貢米や鉱山(佐渡金山など)、重要都市・港湾(京都、大坂、長崎など)が幕府の財源を生みだす土地ですから重要です。
江戸時代は「御領」と呼んでいましたが、明治になって新政府が「天皇の領地=天領」と称したことから、江戸時代の幕府直轄地も「天領」と呼ばれるようになったのです。飛騨国、佐渡国、甲斐国などが一国丸ごと直轄地とされています。倉敷や大分県の日田も重要な「天領」として栄えたそうです。
金銀財宝が産出する土地だからでしょうか・・・。


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