… … …(記事全文3,186文字)「私とスパイの物語 後編」(孫崎享著・1980円・ワニブックス)
諜報分野には「人を介する諜報活動ヒューミント」と「通信・電磁波・信号等の傍受を利用した諜報活動シギント」とがあります。
わが国が独立を果たしたあと、1954年3月に防衛庁自衛隊が発足しました。
陸上自衛隊幕僚監部第2部が設置され、そこに情報調査の業務、とくにソ連をはじめとする共産圏の情報の収集と分析を行うことになります。
旧軍でソ連情報担当者たちが集まって、その中には陸軍でソ連暗号解読に携わっていた広瀬栄一、後にソ連のスパイ事件で逮捕される宮永久幸も含まれていました。
内閣調査室は海外で情報収集する手段や権限をほとんど与えられていませんでしたから、中国やソ連の電波収集をもっぱら情報源にせざるを得なかったのです。
1993年9月1日の「大韓航空機撃墜事件」・・・。陸上幕僚監部調査部第2課別室が再び注目されます。
ソ連防空軍の迎撃機スホイ15と地上基地の交信を傍受し続けており、同日午前3時25分45秒に



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