… … …(記事全文3,240文字)「幻の近代アイドル史;明治・大正・昭和の大衆芸能盛衰記 前編」(笹山敬輔著・1980円・彩流社)
漱石も、谷崎も、川端も……みんなアイドルにハマッていた!?
アイドルとアイドルヲタ現象は明治からあった。1887年から1945年、明治・大正・昭和にかけて活躍しながら、ほとんど忘れられている「アイドル」に焦点を当てた、異色のアイドル論にして、“キワモノ”として埋もれてしまった大衆娯楽に光を当てた新しい大衆芸能史。
「元祖アイドル「明日待子」がいた時代 ――ムーラン・ルージュ新宿座と仲間たち」
ご存じですか? 戦前、AKBセンターの元祖と言っても過言ではない〝アイドル〟がいたことを・・・。
「戦争」という時代の波に翻弄され、空襲の下でも、「滅私奉公で兵隊さんや観客の方をお慰めできればいい」とステージに立ち続けた明日待子。彼女の生きざまには、他者を第一に思いやる日本人のDNAが滲み出ている。


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