… … …(記事全文3,390文字)「ラジオな日々 前編」(藤井青銅著・990円・朝日新聞出版)
熱気と喧騒の80年代!
ラジオは若者のメディアであり、情報の発信源だった。そしてレジェンド放送作家は、まだ無名の新人だった……
放送作家・藤井青銅さんが、自身の新人時代を描く自伝的小説。先輩ディレクターにしごかれ、アイドルたちと仕事をし、アニメ特番で盛り上がった80年代。「ラジオ放送100年」の今年(2025年)、待望の文庫化。
●藤井青銅(ふじい せいどう)・・・1955年山口県生まれ。作家、脚本家、放送作家。1979年、第1回「星新一ショートショート・コンテスト」入賞。以後、ラジオドラマ、テレビ番組、舞台脚本、新作落語台本など多方面で活躍。ラジオ番組では「夜のドラマハウス」「FMシアター」「青春アドベンチャー」「オードリーのオールナイトニッポン」などを担当。執筆したラジオドラマは数百本。著書に、『黄昏ラジオ』『トークの教室』『一芸を究めない』『東洋一の本』など多数。


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