… … …(記事全文3,156文字)「ドイツ参謀本部 その栄光と終焉」(渡部昇一著・880円・祥伝社)
ビスマルク首相、モルトケ参謀総長の下で「史上最強」といわれた集団組織はいかにして作られ、そして消滅したか。その歴史を調べることは、とりもなおさず究極の組織論、リーダー論につながる。さらにリーダーを政治家、スタッフを軍部(自衛隊)に置き換えれば、そのまま現代の日本の理解ともなり、「文民統制」のあり方を考えるヒントともなる。ドイツ参謀本部は、まさに教訓の宝庫である。
初版刊行以来30年以上読み続けられてきた名著の再刊。
■リーダーのあり方を考える名著 前航空幕僚長 田母神俊雄さんの推薦
「航空自衛隊幹部学校の教官の薦めで、初めて本書を読むことになった。私がその後、渡部先生の本を読み続けるきっかけになった本である。ドイツ参謀本部誕生の経緯を知るとともに、


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