… … …(記事全文2,607文字)今回こそホント!「歴史のダイヤグラム【2号車】 鉄路に刻まれた、この国のドラマ 後編」(原武史著・979円・朝日新聞出版)
西武鉄道の総帥は堤康次郎。
「東京から直通で40分足らずで行ける50万坪の西武園、ユネスコ村を総合大遊園地にして、米国のディズニーランドにも負けない世界一の立派なものにしていきたい」と夢を描いていました。
かつて貯水池とさびれたホテルしかなかった丘陵地を総合大遊園地にする。しかし、彼は1964年に死去。83年には東京ディズニーランドが千葉県浦安市に開業。夢幻になってしまいました。
それでも西武園遊園地は「としまえん」のような閉園の道をたどらず、世界一の総合大遊園地を目指す・・・のではなく、逆に「60年代の古き良き商店街を再現する」など、高度成長期の日本への郷愁を誘う形で、2021年5月19日に生まれ変わった・・・と言います。
ああ、あの映画「AIWAYS 三丁目の夕日'64」の世界を体験できるいうわけですね。
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