… … …(記事全文3,276文字)「テレビプロデューサーひそひそ日記 スポンサーは神さまで、視聴者は☓☓☓です 後編」(北慎二著・1470円・フォレスト出版)
「1本あたり60万の予算で番組を作らなくちゃいけない」
ローカル局の低予算というと、とんでもないレベルでしょうね。
楽屋はオーベルジーヌのカレー弁当とか叙々苑の焼肉弁当とかではなく、コンビニのおにぎりが数個。吉本芸人が笑い話として語るホントの現実。しょぼい。当然、この弁当代はギャラにも比例します。芸人が少し売れると東京に行きたがるのもよくわかります。
ダイアンの津田さんが東京に進出している後輩にギャラがどう変わったかを聞くや、目の色替えて、相方のユースケさんに「東京行こ。いますぐ行こ」と言い出したとか。
大成功してますよね。ゴールデンでMCまでやってますけど、まわりはいじって遊んでる。MCなんて柄ではないことはだれもがわかってます。でも、それで売れています。
中途半端に大阪ローカルにレギュラー番組持ってましたけど、どんどん削ってますね。いまもありますけど、見てると明らかに手抜きがわかります。
彼らの成功を見て、ますますローカルから東京キー局にチャレンジしたい芸人はたくさんいるでしょう。タイミングを逸して、いまさら行けないよ、というローカル芸人もたくさんいます。
逆に、ローカルなら大阪ではなく名古屋、博多、熊本など、もっと離れた局のほうがいいでしょうね。
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