… … …(記事全文2,463文字)「お坊さんのための仏教入門」(正木晃著・1980円・春秋社)
松山英樹さんの踏ん張り、感動しました。練習の鬼、妥協しない闘魂、ホントによかったです。
さて、仏教界では葬儀離れ、墓離れ、寺離れが進み、危機的状況を迎えつつあります。
その原因は僧侶離れ・・・。
21世紀の日本社会で生き残れる仏教と、それを担う僧侶のありかたを、3.11の東北大震災も踏まえて歴史・教義・現実の面から検討し、仏教学の最新知識の解説も織り込みながら、できるかぎり具体的かつ現実的に提示した、1冊です。
葬儀離れ、墓離れ、寺離れの本質は僧侶離れに他なりません。たしかにねー。
僧侶の堕落なんてのはいまに始まったことではありません。大昔、奈良仏教、南都北嶺時代から有名でした。つまり、最初から堕落してたんです。堕落が普通でほとんど。
中に珍しく偉い坊さんが出てきた。空海とか最澄、栄西、道元、法然、親鸞、一遍・・・とか、いまにつながる開祖・宗祖たちです。そういえば、「出家とその弟子」(倉田百三作)について取り上げたことがないと気づきました。近々、ご紹介したいと思います。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)