… … …(記事全文2,961文字)「三度のメシより事件が好きな元新聞記者が教える 事件報道の裏側 後編」(三枝玄太郎著・1650円・東洋経済新報社)
2002年6月、東京地検特捜部にあっせん収賄容疑で逮捕されたのが鈴木宗男衆院議員でした。
身柄拘束はなんと437日の長期間に及ぶ人権無視・・・いくら悪役でもひどすぎますね。
当時、人質司法、国策捜査・・・とさすがに糾弾されました。メディアは役所の奴隷。アンチ鈴木宗男でしたから明々白々の「人権侵害」でも鈴木宗男ならどんなに痛めつけてもいいんだ、という価値観でした。
検察はもちろん裁判所も保釈を絶対認めない・・・ここで強いな理由は、角栄逮捕同様、米国の指示が背後にありそうです。
裁判所や検察庁に対して、弁護側が厳しく批判を展開し、結局、懲役2年、追徴金1100万円の実刑判決となります。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)