… … …(記事全文2,706文字)「藤原道長 千年の夢」(宮崎正弘著・1980円・徳間書店)
NHK大河ドラマの主人公『光る君』は藤原道長だった!
紫式部との愛人関係など、道長の意外な人物像に迫る!
1000年前に紫式部によって書かれ、いまも読み継がれる『源氏物語』。その主人公光源氏とは、藤原道長その人であったと言えば驚かれるだろうか。
紫式部の日記には、2人が愛人関係にあったと思しき記述が残されている。道長こそが光源氏のモデルであったとしても決しておかしくはないのだ。
一方、道長は「この世をば わが世とぞ思う 望月の 欠けたることも なしと思えば」と自らの栄耀栄華を象徴する歌をつくったというのが通説である。
しかし、本当にそうだったのか。仏教へ帰依していく彼の人生を見れば、そこには「無常観」
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)