… … …(記事全文3,324文字)「歌、いとしきものよ」(星野哲郎著・1977円・岩波書店)
歌に故郷があるとしたら、それは作詞家、作曲家たちの心なのかもしれない──。
「なみだ船」「三百六十五歩のマーチ」「みだれ髪」など、数多くの名曲を世に送り出した作詞家・星野哲郎。
同じ時代のなか、ともに歩み、切磋琢磨したヒットメイカーたちを招き、歌について語りあう。演歌の巨匠が綴る歌謡曲への応援歌・・・とのことです。
歌謡曲大好き人間の私にはたまらない1冊です。
なにが好きかって、「詩」なんですよ「詞」・・・。演歌でも艶歌でもポップスでもね。
「いい詞には必ずいい曲がつきます」
本書にはずらり28名の作詞家作曲家が紹介されています。すべて星野哲郎さんがインタビューをやって・・・けど、「1人いないなあ、どうしたの、あの世界的な作詞家がどうして抜けてんだろう?」と思いましたけど、後半に近づくにつれて、「ああ、なるほど、そういうことか」と合点がいきました。
その人、誰だと思います?
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)