… … …(記事全文3,556文字)「わが投資術 市場は誰に微笑むか 前編」(清原達郎著・1980円・講談社)
今回は長いですよ。
宣伝コピーは以下の通り・・・。
■発売前から話題沸騰 4刷8万部突破!
個人資産800億円超。長者番付1位となった伝説のサラリーマン投資家・清原達郎。
咽頭がんで声帯を失い、引退を決めたいま、全人生で得た株式投資のノウハウを明かす
■新NISA完全対応! すべての投資家のバイブル誕生
私には後継者がいない。ならばすべてのノウハウを全部世の中に「ぶちまけてしまえ」という気持ちになった。今や株式市場は「個人が自由に儲けることができる市場」です。2024年からは新NISAも始まりました。「やらなきゃ絶対損」という個人にとっては夢のような制度です。(本書より)
■株式投資に才能など存在しない。「自分の失敗からどれだけ学んだか」だけだ。
ということです。
講談社で、投資物で大ベストセラー。そうか、そんなに時間が過ぎたのか…というのが第一印象でした。
松藤民輔さんという投資世界の暴れん坊将軍をプロデュースするとき、どの版元にするか、当時、顧問先だった講談社にも声をかけると、やりたい、やらせてほしい、と反応が早い。大手ではありますけど、こういう本は小さな版元から出したほうが売れるんです。
でも一番乗りなので、様子を見ながら書いていこうと決めました。締切後、言われましたよ。
「1日1章分ずつ原稿が送られてきた。1週間でベストセラーが完成した」
これはその後もずっと続きました。『アメリカ経済終わりの始まり』以下、ベストセラー制作の裏話です。
もう10年以上、いや、18年前のことでした。
さて、清原さんとはどんな人物なのか・・・「2005年長者番付(高額納税者)で1位になった」
ほぼ毎日配信!年3000冊読破の読書王・中島孝志の読む!見る!通勤快読宅配便
中島孝志(作家・コンサルタント etc)