… … …(記事全文2,778文字)「60歳で小説家になる」(森村誠一著・836円・幻冬舎)
60~70代の文学新人賞受賞者が急増中だ。その多くがリタイア後に、本格的に執筆を始めている。実は、出世できない人ほど小説家に向いている。自己顕示欲が強く、哲学的疑問を持ち、社会に不適合であることは、作家として重要な資質だからだ。現役時代にタネを仕入れ、時間が自由になる定年後にデビューすることこそ、理想の第二の人生。自身もサラリーマン経験を持ち、プロ作家を多数養成してきた著者が、理想のセカンドライフのための戦略とノウ ハウを伝授。
人生50年と言われていたのが、もはや人生80年から人生100年へと変わってきました。
サラリーマンを定年退職したとしても、たっぷり時間が残されているわけです。
さあ、どう使うか。余生と言って済ますわけにはいきません。余生の方が長いわけですから。
著者のおすすめは、「小説家」になればいい。やぶからぼうにそう言われても、なれるはずがない、と思う人は少なくないと思います。
私が書いた「作家になる本」は、 プロの作家になるためのイロハをすべて書き込んであります
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)