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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2019年3月1日


ウェブで読む：https://foomii.com/00080/2019030100100052479
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　1949年、毛沢東は天安門で中華人民共和国の建国を宣言しました。今年はちょうど70年。
　朝鮮戦争、ソ連との対立、大躍進の大失敗による餓死者のヤマ、文化大革命、米中国交回復、天安門事件――。

　農村部で勢力を蓄えた共産党が中国全土を支配し、いまやGDP第2位。とはいいつつ、問題だらけ。自己崩壊は時の問題でしょう。

　今でも一党独裁体制、民族弾圧さらには都市と農村の格差。建国以来この国に君臨した毛沢東。独裁も不平等も国民監視システムも民族紛争も毛沢東が作り上げてきたものです。

　「中華人民共和国」というシステムはどのようなものなのか？　それを理解するには中国内部だけではなく世界史的な視点が必要だ、と著者は説きます。


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…（記事全文3,359文字）