━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年3000冊読破の読書王! 中島孝志の読む!通勤快読 宅配便 2018年9月10日 ウェブで読む:https://foomii.com/00080/2018091000000048293 EPUBダウンロード:https://foomii.com/00080-48770.epub ─────────────────────────────────── 先週、ブログでいまはまってる映画『彼女が名前を知らない鳥たち』と『ユリゴコロ』を紹介しましたけど、その原作者の最新刊ですね。 ホラー、ミステリーを得意とする作家ですが、やはり、最後のどんでん返しがいつもおもしろいですね。 12年前、敬愛していた姑が失踪。その日、何があったのか。老年を迎えつつある女性が、心の奥底にしまい続けてきた瞑い秘密を独白する「林檎曼陀羅」。 別荘地で1人暮らす中年女性の家に、ある日迷い込んできた、息子のような歳の青年。彼女の心の中で次第に育ってゆく不穏な衝動を描く「ヤモリ」。いつまでも心に取り憑いて離れない、悪夢のような9編が収録されています。 「息子が生まれた時も、夫以上に、舅と姑は小躍りするほどの喜びようだった。ぎこちない腕に赤子を抱いたまま、初孫じゃ、男じゃ、と浴衣の裾を割って阿波踊りみたいな腰つきで座敷をうろつきまわったものだ。姑は姑で、叫び声をあげては後ろから、あなた、危ない、あなた、危ないと舅の兵児帯をつかんだり引っぱったりしていた」… … …(記事全文3,233文字)
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)