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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年11月24日


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　グリーンスパンが「100年に1度の危機」と口走ったとき、その脳裏にはユダヤ・キリスト教の終末論があった―。アダム・スミス、マルクス、ケインズなど、経済学の巨頭は「神の預言」からいかなる影響を受けていたのか。

　「経済」という現象が、これほど重視され注目されるようになったのは、実は最近のことなんです。

　政治の方が常に経済よりも大きな注目を集めてきました。政治の時代が長く続いていたんですね。外交は極めて重要視されていました。

　バブル崩壊そしてリーマンショック。08年、世界で消失した金融資産はなんと50兆ドルです。

　リーマンが潰され、生き残ったのはAIGでした。この会社の損失は992億9000万ドルです。アメリカ企業が出した最大赤字を記録しています。AIGのみならず、投資銀行は軒並み経営破綻。独立してはやっていけないので合併の後に普通銀行に転換しています。

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