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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年10月18日


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　著者はロッキング・オン社出身の売れっ子音楽ジャーナリスト。小室哲哉、いきものがかりの水野良樹、地上波テレビ音楽番組のディレクター、レコード会社や事務所のエグゼクティブらへの周到な取材を通して、現在のヒットの構造をあぶり出していく。

　ミュージシャンの大瀧詠一曰く、「過去一度たりとて音楽を製作する側がヒットを作ったことはないんだ。作る側はあくまでも”作品”を作ったのであって”ヒット曲”は聞く人が作った。」

　史上最もCDが売れた年は1998年。2015年の音楽ソフト生産金額は40%しかありません。6074億円から2544億円へと激減。CDを買う人は年々減ってます。

　そのかわりに有料音楽配信は着実に普及してます。「聴き放題」のストリーミング配信も広まりつつあります。

　アーティストたちは「生き残れない」時代になっているのか？　実はそうではないんです。むしろ逆なんです。

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…（記事全文2,270文字）