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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年7月5日


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　アメリカに学んではいけない。アメリカの開業率は30年間で半減している。
　シリコンバレーの成功は強力な軍事産業のおかげ。ベンチャー・キャピタルはイノベーションの役になど立ちません。
　官僚主導のアメリカ型コーポレート・ガバナンス改革が日本企業を短期主義へと変えさせた。日本経済の長期停滞はアメリカ型の企業改革と金融構造改革が原因です。
　
　どれもこれも正論です。

　「恐るべき実態」と「根の深い問題」が横たわっています。にもかかわらず、アメリカの経営論はすべて正しいとばかりに、右から左へ翻訳しては、盲信する教授ばかり。

　きちんと研究すればどれもこれもが間違っているとわかります。なぜなら、もしそれが正しいならば、アメリカ企業はこんなに凋落しちゃいませんからね。

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…（記事全文3,193文字）