━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年3000冊読破の読書王! 中島孝志の読む!通勤快読 宅配便 2017年7月4日 ウェブで読む:http://foomii.com/00080/2017070400000039792 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00080-40388.epub ─────────────────────────────────── 経済産業省は原子力発電を輸出することによって国を繁栄させる「原発ルネッサンス」という政策を省是としました。東芝はこの流れの中、米国の原子力大手ウェスチングハウスを三菱重工業の提示額をはるかに上回る54億ドルで買収します。しかし3・11フクシマ原発事故で3号機はメルトダウン。以来、原発事業は先進国のみならず新興国でも存亡の淵に立たされています。すでに死んでいるはずの東芝がまだ生き長らえているのはなぜか? 日本の核燃料サイクルを維持させようとする経産省の深謀が・・・。 フクシマの主役はやはり東芝と東京電力。両社とも創業は明治です。 戦後に巨大化して経済団体連合会(経団連)を代表する名門企業になったわけです。 東芝は石坂泰三と土光敏夫、東電は平岩外四という「財界総理」を輩出しました。 それがいまや法的整理を検討せざるをえないのではないか、という状況に追い込まれてしまいました。二部上場市場に格下げ、ということですが、私にはいまだ上場しているということが不思議でなりません。タカタ同様、これはいったん整理してバラバラにするしかないでしょう。… … …(記事全文2,632文字)
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)