━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年3000冊読破の読書王! 中島孝志の読む!通勤快読 宅配便 2016年2月8日 ウェブで読む:http://foomii.com/00080/2016020800000031393 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00080-32006.epub ─────────────────────────────────── 「昔、路地(同和地区)の中でよく語られたのが、被差別部落から逃げても、差別は付いて回る、という言葉だ。その具体例として挙げられたのが、路地の食文化である。」と冒頭書かれています。 わたしのようなハマ育ちですと、この被差別部落というのがどうしてもピンこないんですね。学生時代、奈良、大阪、京都の友人が熱く語るイデオロギー論も含めて、被差別部落というものが身近にないから、まったくわからないわけです。 「70年代、出自を隠して、一般男性と結婚した女性が、煮物にアブラカスやホルモンを入れる。サイボシを買ってきては食卓に出す。アブラカスは牛の腸を炒り揚げたもので、サイボシは馬肉の燻製のことだ。いずれも路地でしか食べられていない。結局、無理やりに離縁させられた。その後、女性は夫一族に対して訴訟を起こした。部落解放同盟に駆けこんで、糾弾した。いや挙句には自殺した、という類の話がたくさんある。実際に起こった事件を元にしているのは間違いない。そう断言する理由はたんに、私が事件を実際に知っているからだ。」 路地に限らず、結婚した夫婦が大なり小なり最初に出食わすのが、その食文化の違いですよ。「本物のソウルフード」とは ”離婚沙汰”になる恐れがあるほど、苛烈なんでしょう。 「差別されるから止めよう」と、完全に食べることを諦めたところもあるそうです。… … …(記事全文2,711文字)

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