Foomii(フーミー)

ほぼ毎日配信!年3000冊読破の読書王・中島孝志の読む!見る!通勤快読宅配便

中島孝志(作家・コンサルタント etc)

中島孝志

「被差別のグルメ」(上原善広著・新潮社・799円)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             年3000冊読破の読書王! 中島孝志の読む!通勤快読 宅配便 2016年2月8日 ウェブで読む:http://foomii.com/00080/2016020800000031393 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00080-32006.epub ───────────────────────────────────  「昔、路地(同和地区)の中でよく語られたのが、被差別部落から逃げても、差別は付いて回る、という言葉だ。その具体例として挙げられたのが、路地の食文化である。」と冒頭書かれています。  わたしのようなハマ育ちですと、この被差別部落というのがどうしてもピンこないんですね。学生時代、奈良、大阪、京都の友人が熱く語るイデオロギー論も含めて、被差別部落というものが身近にないから、まったくわからないわけです。  「70年代、出自を隠して、一般男性と結婚した女性が、煮物にアブラカスやホルモンを入れる。サイボシを買ってきては食卓に出す。アブラカスは牛の腸を炒り揚げたもので、サイボシは馬肉の燻製のことだ。いずれも路地でしか食べられていない。結局、無理やりに離縁させられた。その後、女性は夫一族に対して訴訟を起こした。部落解放同盟に駆けこんで、糾弾した。いや挙句には自殺した、という類の話がたくさんある。実際に起こった事件を元にしているのは間違いない。そう断言する理由はたんに、私が事件を実際に知っているからだ。」  路地に限らず、結婚した夫婦が大なり小なり最初に出食わすのが、その食文化の違いですよ。「本物のソウルフード」とは ”離婚沙汰”になる恐れがあるほど、苛烈なんでしょう。  「差別されるから止めよう」と、完全に食べることを諦めたところもあるそうです。
… … …(記事全文2,711文字)
  • バックナンバーを購入すると全文読むことができます。

    購入済みの読者はこちらからログインすると全文表示されます。

    ログインする
  • 価格:100円(税込)

今月発行済みのマガジン

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2026年6月19日に利用を開始した場合、2026年6月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2026年7月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する