━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年3000冊読破の読書王! 中島孝志の読む!通勤快読 宅配便 2015年11月20日 ウェブで読む:http://foomii.com/00080/2015112000000029863 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00080-30485.epub ─────────────────────────────────── 都会で育ち、国立大学を出た男が、なぜ山に入り、15年間も炭を焼き続けているのか? 「笑っていれば大丈夫」から「笑えなくても大丈夫」までの心の変遷を描く・・・と版元の宣伝コピーなんですが、別に国立大学卒だろうと学歴無しだろうと、いいんじゃないですか。本質はそんなとこにはありませんよ。 ”山の現場に入ろう”と決意した背景には、放浪先の北海道で知って強く心惹かれたアイヌ文化がありました。 民俗学者の南方熊楠の影響もあります。アイヌ語で神さまのことを「カムイ」と呼びます。アイヌ民族にとって自然界すべてのものが神さまです。山も森もその中にある木々も動物も川もみな神さまです。 南方熊楠には、明治時代に政府が行った神社合祀政策(全国の小規模な神社をつぶして政府が管理しやすいように大きな神社にまとめていく政策)に対して、「産土の森=神社を奪うことは、日本人に欠くべからざる信仰心を奪うことである」と猛然と反対しました。 著者は卒業後、アルバイトをしながら”山の師匠”を探し始めます。伊沢衛さんという山師(山仕事を生業とする人)の方と出会い、その人柄に一目惚れして、即、弟子入りしました。… … …(記事全文2,427文字)
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)