━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年3000冊読破の読書王！ 中島孝志の読む！通勤快読 宅配便 2015年8月6日 ウェブで読む：http://foomii.com/00080/2015080600000027946 EPUBダウンロード：http://foomii.com/00080-28599.epub ─────────────────────────────────── 『武士の家計簿』がブレイクしてから、おもにBSでお目にかかることが多いような気がします。 「防災史」をまとめるきっかけは、母上が昭和南海地震（1946）で遭遇。日本では有名な津波被災地の徳島県牟岐。津波から逃げきった人だけが子孫を残してきた土地だとか。彼も強運と先祖のおかげでいま生きているわけです。 「歴史は現代人が現代の目で過去をみて書いた現代の反映物」という視点は正しい。 そう語ったベネデット・クローチェは裕福な家に育ったものの、1883年、バカンス先のナポリ沖イスキア島で地震に遭います。町は全滅。一家は家族5人のうち父と母と妹を失い、兄弟が孤児として生き殘ります。父のいとこに引き取られて育ち、兄（当時17歳）が、このクローチェでした。 強烈な震災鬱・・・なった者でなければわからない。… … …（記事全文2,560文字）
