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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2015年8月4日


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　えっ、「花粉のど飴」ってつけてはいけないの？　なぜ、「面白い恋人」は問題になってしまったのか？
　
　特許は20年で権利が切れてしまいますが、商標権は更新を続けていく限り、永遠に持ち続けることができます。

　文章は作者の創意によるものとして著作権法で守られますが、タイトルは守ることができません。だから、昔、「質問力」というタイトルのベストセラーを出したら、次から次へと真似されました。出版業界ではヒット作が出ると似たようなタイトルの本が次々に刊行されていきます。

　曲の内容、旋律については著作権法で保護されています。しかし曲名については同じタイトルでも問題ないんです。「さくら」なんてたくさん歌がありますからね。曲名は目印ではないからです。

　立体商標には、あの独特な形のコカ・コーラの瓶、ヤクルトの容器、不二家のペコちゃん人形、ホンダ社のスーパーカブ、店先に立ち続けるケンタッキー・フライド・チキンのカーネル・サンダース像もあります。商標を見ることでどこの会社のものかが分かります。

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