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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2015年2月12日


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　TPPとは、参加国が90％以上の貿易品目について10年以内に関税を完全撤廃する、というものです。
 　で、農水省は大反対。けど、いま、安倍政権が農協解体というか構造改革を進める中、どうやら勝負あった、ということになりそうですね。

 　私は以前から、TPPは農業問題ではなく、保険、金融、医療等々の利権を巡る「日米戦争」と考えておりますんで、農業だけに特化したモノではありません。日本農業にとってピンチではなくチャンス到来だ、とすら考えております。

 　もちろん、国民にとってはもっとチャンスなわけです。ただし農業にとってはね。

 　戦後、正確には1967年から日本では米余りとなりました。米を作れば作るほど困る。なぜか？　農家を守るため、いやいや、農家の票田を守るために、自民党政府は生産者米価を高く買い上げてきたためにコメ農家は潤うけれども、国民はその分、コストの高い米を買わざるを得ないわけですね。つまり、コメ農家は国民に支援されてなんとか生きながらえてきた、というわけです


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