… … …(記事全文3,426文字)「法医学教授が教えている 死体の授業 後編」(飯野守男著・1890円・飛鳥新社)
飯野先生が個人的に印象に残っている事件があるそうです。
それはハンバーガーチェーン店のポテトが原因で死に至った中学生のケースです。
胃全体が異常に大きくなっていました。拡大した胃が腸を圧迫し、骨盤の狭い空間に小腸の一部がググッと入り込んだ結果、小腸が壊死して黒く変色・・・。
「腸閉塞」です。
なぜ腸閉塞を起こしたのか? その理由は、生前の少年の家庭関係にありました。
父子家庭の一人っ子で毎日の食事は父親から与えられる500円玉硬貨一枚・・・500円で調理の必要がなくて、そこそこたくさん食べてお腹が満たされるものといえば、少年にとって、ハンバーガーチェーン店のフライドポテトだったのでしょう。


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