… … …(記事全文3,850文字)「新装版 教科書から消えた世界史 後編」(土井昭著・1320円・扶桑社)
ローマが衰退する中で、パレスチナが権力の空白地帯、この地にアラブ人が入ってきました。2世紀から3世紀の時です。
アラブ人の世界では7世紀初めにムハンマドがイスラム教を創始。これをきっかけとなって勢力拡大が始まります。
この流れの中で彼らはパレスチナにも進出したのです。パレスチナに居住するアラブ人はやがて「パレスチナ人」と呼ばれるようになっていきます。
パレスチナの地はキリスト教そしてイスラム教にとっても重要な地となります。エルサレムにはユダヤ教=嘆きの壁、キリスト教=聖墳墓教会そしてイスラム=岩のドームがあります。
初期はキリスト教を迫害したローマですが、キリスト教は庶民に広まっていきました。その様子を見て、4世紀にコンスタンティヌス帝がキリスト教を公認します。イエスの死後、弟子たちによって墓が作られている。それを切り出して記念碑を作り、また隣接して壮大な聖堂を建てた。これが聖墳墓教会です。


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