… … …(記事全文2,698文字)「必殺シリーズ秘史 50年目の告白録 前編」(高鳥都著・2750円・立東舎)
必殺シリーズ50周年、初期の現場スタッフを中心に徹底取材を仕掛けた光と影の深掘りインタビュー集。
1972年秋に始まった『必殺仕掛人』。金をもらって恨みをはらす殺し屋たちを主人公にしたアウトロー時代劇は、テレビ界の常識を覆す設定や凝った展開、斬新な表現手法とともに人気シリーズとなり、いまなお新作が続く『必殺仕事人』で国民的ドラマへと成長した。
本書では必殺シリーズを象徴する光と影の映像美や撮影・音響のテクニック、奇想天外な殺し技を実現させてきた京都映画(現・松竹撮影所)のスタッフを中心とした総勢30名に徹底取材を敢行。
当時まだ32歳の若手だったキャメラマンの石原興をはじめ、照明、録音、編集、効果、殺陣、記録、演出部、製作部ほか各パートの職人たちが、あらためて必殺シリーズを振り返る。
初めて明かされる各作品の舞台裏に緒形拳や藤田まことら出演者の思い出、深作欣二や工藤栄一ら名匠の演出術などなど。
そしてラストを飾るスペシャルインタビューには俳優の山﨑努さんが登場、『必殺仕置人』『新必殺仕置人』で演じた“念仏の鉄"――シリーズ屈指の殺し屋について語り尽くす。


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