… … …(記事全文3,741文字)「東大と野球部と私――勝つために大切なことは何か 後編」(桑田真澄著・1650円・祥伝社)
修士論文にもまとめたらしいですが、昔のアマチュア野球界の指導理念のベースには「武士道精神があった」とのこと。
その具体的な価値観として」練習量の重視」「精神の鍛錬」そして「絶対服従」の3つがあった、と桑田さん。千本ノックや千回の素振り、投げ込み、走り込み。量ありきの練習法。水を飲ませない。気合いや根性重視。そして絶対服従とは監督や先輩など、年上の人の存在を絶対視する姿勢。
これらすべてを「誤解された野球道」と桑田さん。
「背景にあったのは、実は戦争」とのこと。戦前から戦中にかけ、当時の軍部や政府は野球を弾圧していたのだそうです。敵性スポーツだったからか。「ストライク」を「よし」、ボールを「ダメ」とコールするなど、ナンセンスとしか言いようのない時代ですから、さもありなん、
好きな映画でも『最後の早慶戦』でもそうでしたし、旧制高校最後の野球戦もそうでしたし、戦後、子どもたちに夢を与えるために、夏目雅子さん演じる女先生が登場する『瀬戸内少年野球団』もそうでした。
「私たち、野球やりましょ」



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