… … …(記事全文3,704文字)「渡部昇一の昭和史観 日本人に罪悪感を植えつけたのは誰だ 後編」(渡部昇一著・1430円・徳間書店)
渡部昇一先生とは、少なからずご縁があります。30代そこそこの時ですけど、「人間観研究会」という道楽の勉強会を主宰しておりまして、その常任講師として毎月、渡部昇一先生に登壇して頂きました。
講師料はだれにも言うなよ、という約束で無料でお願いしました。まだ若僧だからできたことだと思います。
さて・・・。
すべては満洲事変から始まった・・・戦争に関する年表等を見ますと、よくわかっている人がまとめた年表かどうか、この満洲事変から載せているかどうかで判断しています。
『紫禁城の黄昏』という名著があります。慌ててアマゾンで購入してはいけません。それが岩波書店発行ならば「インチキ本」です。訳した人間には良心がなく、出版社には正義がありません。邪悪な人々によって出版された内容で、著者は迷惑でしかないと思います。
この本の著者は、愛新覚羅溥儀。つまり、ラストエンペラーの「帝師」です。つまり、家庭教師として溥儀と満洲という帝国をいちばん近くで、眺めてきた人物です。
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