… … …(記事全文3,200文字)「古本食堂」(原田ひ香著・814円・角川春樹事務所)
鷹島珊瑚(たかしま・さんご)は両親を看取り、帯広でのんびり暮らしていた。
そんな折、東京の神田神保町で小さな古書店を営んでいた兄の滋郎が急逝。珊瑚がそのお店とビルを相続することになり、単身上京した。
一方、珊瑚の親戚で国文科の大学院生・美希喜(みきき)は、生前、滋郎の元に通っていたことから素人の珊瑚の手伝いをすることに・・・・・・。
カレー、中華など神保町の美味しい食と思いやり溢れる人々、奥深い本の魅力が一杯詰まった幸福な物語、早くも文庫化。
かけがえのない人生と愛しい物語が出会う!
神保町の小さな古書店が舞台の絶品グルメ×優しい人間ドラマ。大ベストセラー『三千円の使いかた』『ランチ酒』の著者による熱望の長篇小説。
美希喜は国文科の学生。本が好きだという想いだけは強いものの、進路に悩んでいた。
そんな時、神保町で小さな古書店を営んでいた大叔父の滋郎が独身のまま急逝した。大叔父の
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