… … …(記事全文2,742文字)「ハマス・パレスチナ・イスラエル-メディアが隠す事実 後編」(飯山陽著・1100円・扶桑社)
イスラエルの自衛権行使を支持しないわが国。自衛権行使を支持するG7。
しかし中身は英米の言いなり・・・イランはわが国を笑っています。「米国死ね」と国会でシュプレヒコールを挙げる反米国家。湾岸諸国にとって最大の脅威。それがイランです。
そんなイランに忖度しているのがわが国です。まったく何の国益にもならないどころか、逆効果です。わが国はイスラエルとハマスとの仲介などできるはずがありません。今までそんな役割を果たしたこともありません。まして、キッシーでは米国の尻尾についていくのが落ちです。
イランのガザ武器密輸ルートはペルシャ湾から紅海経由でアフリカのスーダンを通過。エジプトのシナイ半島からハマスやイスラム聖戦に届ける、というものです。2014年、エジプトのシシ大統領は密輸を厳しく取り締まるようになり、このルートが使えなくなりました。
そこでソレイマニは海流を確認した上でスエズ運河を通過する船から樽に入れた武器を海に投
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)