… … …(記事全文2,707文字)「2025年トランプ劇場2.0!世界は大激変 前編」(宮崎正弘著・1760円・ビジネス社)
泥沼化するパレスチナ問題、見せかけだけの米中対立、ケリがつかないウクライナ戦争、弱体化する米軍、内戦状態のアメリカ社会・・・。
習近平、プーチン、アラブの王族も「反ネオコン」のカリスマ=トランプとの取引を求めている?
ご存じ宮崎先生の本です。連載をベースにまとめられたものですね。
下院議長マイク・ジョンソンはウクライナ支援よりイスラエル支援が先だ、とアピール。「直ちに全廃しろ」と主張する共和党議員も多数います。
もちろん、米国の世論も真っ二つ。大学や自治体にも飛び火。
潜在していた反ユダヤ感情が噴火。一方、パレスチナ支援集会が全米各地に拡大・・・もともとある米国人の感情なのか、それともなにかの勢力に扇動されたものなのか・・・。
たしかにLGBTQもあり、反ユダヤは以前から憚れています・・・しかし現実には明々白々。米国のメインストリームは反ユダヤです。金融機関もわが国と全面的に異なり、「いかがわしい連中」の仕事という意識が強いです。
なにかの拍子に爆発するだろう、と思ってましたが、わが国メディアはスルー。
2023年10月5日、ロバート・ケネディ・ジュニアが来る大統領選に独立候補として出馬発表しました。
バイデンは候補から降りるつもりがなく、民主党候補として可能性はほぼ消えたにもかかわらず、立候補。「いずれ不出馬を表明せざるを得なくなる。現職の不出馬表明は1968年リンドン・B・ジョンソン以来」と揶揄されても踏ん張っています。
米国は10年に1回はどこかで戦争を起こさせないとやっていけません。軍産複合体は儲かりますけど、大変なのは納税する国民です。
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)