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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2018年7月27日


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　米朝首脳会談は単なる茶番劇・政治ショーだったのか？　それとも「北朝鮮非核化」のために一歩前進したのか？
　これからやってくる「朝鮮半島クライシス」を、2人のコリア・ウォッチャーが緊急分析。そして提言します。
　
　呉善花さんは「このままだと韓国は北朝鮮に呑み込まれ、南北連合国家下で金正恩大統領が誕生するかもしれません。ならば、韓国は貧しい低開発国に転落してしまいます。北朝鮮・金正恩王朝は、21世紀のアパルトヘイト国家、アウシュビッツ国家、そして収容所国家。その人権弾圧を指弾することなく、その存続を許しては、北東アジアの平和が守られるわけはない」とのこと。

　加藤達也さんは「韓国と北朝鮮は日本の孤立化を狙っています。これからは、まともな韓国人は脱北者ならぬ脱南者となって日本やアメリカに押し寄せてくるかもしれません。戦争は避けたい。しかし米朝に謀られた平和は、日本のすぐ隣に、核と中距離弾道ミサイルを持つならず者国家がそのまま残ることを意味しかねません。どうか本書を手にとって一緒に考えてください」とのこと。

　さて、対談の1人「呉善花 (お・そんふぁ)」さんは韓国済州島生まれです。大東文化大学卒業後、東京外国語大学地域研究科修士課程修了。拓殖大学国際学部教授。日本に帰化しています。
　「加藤達也」さんは1966年生まれ。駒澤大学卒業。産経新聞ソウル特派員時代に朴槿惠大統領(当時)の名誉を毀損した、として在宅起訴されましたが、無罪が確定しています。現在は社会部編集委員です。

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