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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2018年3月24日


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　日本人初の陸路による世界一周をやり遂げた人です。自分の足で世界中を踏査し、その国々の民族と生活を共にした。自分で世界を見て、聞き、接し、感じたことで「日本人」「日本」とは何なのかが初めてわかった、といいます。

　学生時代のバイト。高校時代、実家が森林を管理していたので木の上で作業したり伐採することに慣れていたから、まるで木登り上手な猿。小さな木なら1日3本、大きくても2本は切り倒す。
　するとひと月に5、6日伐採するだけで7万～8万円、多いときは10万円も稼いだといいます。
　組んだ学生たちは下で安全な仕事をする。それで思った以上の収入が得られるので大喜びだったそうです。

　時代は東京オリンピック直前。1964年。半世紀以上前です。この世紀の大事業のためにいろんな所でお金が湯水のごとく使われていました。で、いつの間にかお金が貯まってた。

　このお金で世界一周をします。

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…（記事全文2,411文字）