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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2018年3月15日


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　アメリカと中国は、一般に知られているよりはるかに深いのです。
　中国とアメリカを結びつけるのは「反日のロジック」です。中国が尖閣の領有権を主張しはじめたのは70年代になってからです。つまり、「第2次大戦の結果」とはまったく関係がありません。

　なにしろ、アメリカと一緒に日本と戦ったのは中国共産党ではありません。蒋介石の中国国民党ですからね。

　オバマは13年8月、シリアのアサド政権を「攻撃する！」と宣言しましたけど、それは「反アサド派に化学兵器を使ったから」という理由がありました。しかし、現実には国連調査官は「シリアの反体制派が致死性の神経ガス＝サリンを使った」という報告をしました。真逆です。化学兵器を使っていたのは「アサド派」ではなく「反アサド派」だったわけです。

　当たり前ですよ。サリンは米軍が提供したものです。こんな近代的な武器をアサドが持っているわけがありません。で、英仏は引いてしまいます。


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