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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年12月11日


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　「聖書世界の原風景」をもっとも忠実に再現する国が「日本」です。はるかシルクロードを隔て共鳴し合う日本人とユダヤ人の「特異性」と「超常識」。ユダヤ教ラビが著した歴史書は神の秘めた計画を明らかにします。

　神官は独特の帽子をかぶり、衣の袖の端には「房」があります。赤ん坊を清めるために榊の枝でお祓いをし、枝を左右上下に揺り動かす。

　赤ちゃんの初宮詣のとき、母親以外の者が赤ちゃんを抱きます。なぜ母親が抱かないのかと聞くと、「まだ産後の汚れの中にあるので抱かないのです」とのこと。

　ユダヤにも日本神道と同様、「産後の汚れ」という観念があります。なんと、聖書時代の古いイスラエルの風習が日本で生きていたことに驚きます。

　「身にまとう着物・・・は房を作らなければならない」（申命記）とあります。山伏は額に兜巾（ときん・黒い箱）をつけています。

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…（記事全文2,390文字）