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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年8月22日


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　「田母神俊雄は、自分の信念を曲げずに自衛隊をクビになった男である。つまり、初めから賢くなど生きられなかったバカな男なのだ。だったら、ここでも自分の信念に従って愚直に生きる。私は、私自身に与えられた使命をこれからも全うするだけである」と冒頭から述べておられます。
　味方と思っていた男たちに裏切られた脇の甘さ、人の良さ。しかし誠実な人物です。

　「廣田能英」という主任検事がまるで殺人犯を見るような目つきで　「証拠は挙がっていますから」という。1ヵ月半に渡る任意の事情聴取の中で、そもそも「政治資金横領」の取り調べだったはずが、「公職選挙法違反」へと容疑が移っていったそうです。

　逮捕理由にしても、業務上横領ではなく公職選挙法違反となりました。

　猪瀬直樹さんの都知事辞任に伴う東京都知事選挙で、地盤も組織票もまったく持たない候補者として61万票は立派。衆院選に「次世代の党」から東京都第12区で出馬。これも惜しかった。
　その後、参院選が16年6月22日公示、7月10日投票という日程。逮捕されたのはその3ヵ月前。

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