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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年4月7日


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　「てんのうはん」とは、長州(山口県)で天皇のこと。長州の多くの人々は「てんのうはん」が山口県熊毛郡田布施町からの出自を持つことを知っているそうです。
　この秘密を守るために「田布施システム」が創り出された。瀬島龍三は田布施システムの秘密を守るための「守り人」。維新以来、「てんのうはん」の守り人としてヤクザ組織を大事に育ててきました。
　瀬島龍三と宅見勝が日本列島暗黒街道の中で出会い、交友関係を続けるのは偶然ではなかった。大本営元参謀と山口組若頭の黒い関係、日本最大最悪の闇を解き明かす・・・とのこと。

　いや、まいりました。私のよく知る人。週一で会っていた人。にもかかわらず、無知な私は当時、質問一つしなかった。もったいない。
　これ、1回でちゃちゃっと紹介して終わりにしてもよかったんですけど、さすがに内容が凄いので、しかしあえて解説はあまりしないでご紹介します。理由は2つ。1つはボリュームが凄いことになるから。もう1つは詳しくは原原でお話しないと怒られるから。ま、しかたないね。

　瀬島龍三の人生は数奇なものでした。大本営参謀として働き、シベリアで11年間抑留され、そして伊藤忠商事でトップとなり、中曽根政権で行財政改革の臨調で暗躍・・・何種類もの人生を生きた人です。


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