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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年4月4日


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　安倍さんを担ぐ、という明確な意思を持った力のある政治家が参集する必要がありました。
　まずは菅官房長官、麻生副総理兼財務大臣、高村正彦副総裁の3人。

　そして、官邸主導の政策立案をすることです。そのためには霞ヶ関をコントロールするための「人事術」が必須です。

　小泉純一郎さんは1992年、宮澤喜一内閣で郵政大臣に就任しましたが、郵政民営化が持論でしたから、局長クラスが誰も挨拶にこない。閑古鳥が鳴いていました。

　菅さんがしたことは、まず海保長官を生え抜きから選ぶこと。海上保安庁は国交省です。次官レースに負けた2番手が就任するポストでした。ポストはポスト。2番手どころか、これを生え抜きに就任させようというわけです。彼らの激しい抵抗を承知で敢えてやるわけですから、菅さんはすごい。


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