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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年3月24日


ウェブで読む：http://foomii.com/00080/2017032400000038008
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　『博多が愛した数式』など、話題作が多い作家です。いままで何冊か紹介してきました。最新作ですね。いわゆる、アンソロジーです。

　「ヘンリー・ダーガー、グレン・グールド、パトリシア・ハイスミス、エリザベス・テイラー…世界のはしっこでそっと異彩を放つ人々をモチーフに、その記憶、手触り、痕跡を結晶化した珠玉の10篇。現実と虚構がひとつらなりの世界に溶け合うとき、めくるめく豊饒な物語世界が出現する―たくらみに満ちた不朽の世界文学の誕生!」というのが版元の宣伝コピー。

　バトリシア・ハイスミスってご存じでしょうか。知らなければ、『太陽がいっぱい』というアラン・ドロンの映画はご存じでしょうか？　古くなりますが、ヒッチコックの『見知らぬ乗客』とか。
　原作者なんですよ。『太陽がいっぱい』のリメイク版でマット・デイモンが演じたのが『リブリー』でした。

　そうなんです。これ、ホモが主役の映画なんてすよ。


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