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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年3月10日


ウェブで読む：http://foomii.com/00080/2017031000000037771
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　「今まで語れなかった――。でも、どうしても伝えたい」
　3年半以上ひとつひとつを丹念に聞き続け、検証し、選び出し、記録してきた。初めての告白を大宅賞作家が優しい視線と柔らかな筆致で描き出す!

　「死者・行方不明者18000人余を出した東日本大震災。その被災地で不思議な体験が語られています。大切な亡き人との再会。亡き人から生者へのメッセージ。不思議としか形容できない物語ばかり。正しいかどうか証明することもできません。事実かもしれないし事実でないかもしれません」

　事実であるかどうかがどうして必要なんでしょう。元もと、人は事実の世界には生きていませんからね。事実をどう解釈するか、解釈の住人なんです。

　震災の翌年、在宅緩和医療のパイオニアとして宮城県で2000人以上を看取った岡部医院の岡部健さんにインタビュー。がん専門医に胃がんが見つかり、「余命10カ月」と宣告され、その10カ月が過ぎていたのです。
　注目したのは「お迎え」という現象です。岡部先生も「通勤快読」で紹介してますのでチェックしてみてください。

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