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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年1月27日


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　建物がない神社も、古代にはたくさんあった。

　そもそも神社は依り代でありまして、そこに神様が常にいらっしゃるわけではありません。ですから、神宮や出雲大社の遷宮、春日大社の造替でもわかる通り、何度も壊して、その都度、建て替える。

　リムーバルで、イヤシロチを見つけてそこに神座を置く。神事が終われば片付けてしまう。そういうものです。

　永遠に完成しない。だから常若なんですね。

　『出雲国風土記』（天平5年＝733年）にも樹林を「神の社」としている、とあります。

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