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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年1月25日


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　62歳、無名の“ハゲちゃびん"漫画家が施設に暮らす認知症の母との「可笑しく」も「切ない」日々を綴った感動のコミックエッセイ。40歳で故郷長崎にUターンした漫画家が親の老いを見つめてきました。

　主人公は認知症で施設に暮らす89歳の母親。「人生の重荷を下ろしたとびっきりの笑顔」「はげ頭を見て名前を思い出すエピソード」「時折つぶやく亡き父との思い出」

　「ボケることは悪いことばかりじゃないんだ。母を見ていてそう思った」 とのこと。

　重たいテーマを軽やかに描いた佳品です。うーん、呆けたくない。呆ける前に死にたい。だれもがそう思うでしょうけどね。

　昔、『ボケは神様からのプレゼント』という本をプロデュースしたことがありました。熊谷市にあるキリスト教病院院長さんに頼まれましてね。ベストセラーになりましたよ。

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…（記事全文2,543文字）