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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2015年12月4日


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　不思議で素敵な地球の物語です。

　45億3000万年前。「ティア」と呼ばれる火星ほどの大きさをもつ惑星が原始地球に衝突しました。
　ティアとはギリシャ神話に出てくる、月の神セレネの母親の名前です。

　秒速4キロ。数十年後。そこには地球を周回する月が誕生していました。多数の星のかけらが引力のおかげで再び集合して星としてまとまったわけです。

　地球からわずか2万キロ。ぽっかり浮かんでいた。現在の地球と月の距離は38万キロですから、ざっと20倍近くは大きかったはずです。


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…（記事全文2,688文字）